日本・フランス・モロッコの文化の違いをエステから紐解いてみた

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こんにちは、トトロP(@totorop_ikuji)です。

突然ですが、夫の休暇が急遽取れることになり、3泊4日でモロッコに来てみました!


フランスから意外と近いモロッコ

なぜモロッコか?
フランスでは8月が夏休みのピークなので、どこに行くにも一年のうちで最も旅行代金が高い!
でも、フランスからモロッコだと、飛行時間は3時間。東京から韓国に行くような感覚で行けるんです。
しかも物価は、フランス国内を旅行するより安い!

というわけで、フランス人からすると手軽に南の国に行ける絶好のリゾート地なのです。(しかも元フランス植民地なのでフランス語も通じます。)

というわけで、予算を抑えたいトトロP一家は今回はモロッコへ。

Wi-Fiが激しく繋がらず苦しんでおりました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 10分ごとに繋ぎなおし…勘弁して~

 

マッサージ中心のサロンが大好きな私は、今回モロッコでも行ってきました。
そこで感じたのは、「あぁ日本は本当に素晴らしいな」と心からホームシックに。

日本⇒フランス⇒モロッコの順番でレビューしますので、日本のを読む必要がない方は下の目次から選んでみてくださいね。

 

日本のエステは癒されるし手取り足取り

子どもが産まれてからは1度しか行けていませんが、こんな私もOL時代はお肌を気にして(小さい頃アトピーだったので基本的にコンプレックスがありました)2か月に一度は必ずエステに行っていました。

そんなに高級なところではなかったのですが、そこの化粧品を買うとエステが受けられるサロンでした。

日本のエステ、コストパフォーマンスが良すぎです。はっきり言って。
まず自分の肌の気になるところを聞いてくれますし、エステ中のマッサージの力の強さも「このくらいで大丈夫ですか?」と細やかに聞いてくださいますよね。
あまりの気遣いに泣きます。

日本エステが恋しい・・・(´;ω;`)ぐすん

 

フランスのエステは厳しいが優しい

去年の夏休みは子どもが小さくて何処にも行けなかったので、フランス国内で1泊2日でタラソテラピーが有名なサン・マロに行ってきました。

フランス人の中でも療養所+観光地として有名なサン・マロ

そこで受けたのは、
・身体中に海藻パック…巨大ラップに包まれ放置された後、地元の温泉水で流す施術(満足)
・暖かい温泉水がシャワーで流れ落ちる中のオイルマッサージ(大満足)

結構待ち時間や放置時間が長かったのと、全体的に扱いが荒々しい施術でしたが、結果大満足。

なぜならマッサージ中、ちょっと弱いなと思ったので「少し強めにしていただけますか」とおそるおそる聞いてみたところ、

「これはマッサージ・トニック(強めのマッサージ)じゃないんですよ」と即答されました。

びっくりして「すみません」と言ったのですが、でも仕方ないわね、という感じで、その後結構強めにしてくださったので、本当に気持ちよかったです。

 

フランス人はよく「とにかく人に頼む事を躊躇するな・言ってダメだったらそれでいいじゃないか」と言いますが、

勇気を出してお願いしてよかった…!

 

日本人の私からすると、「こんなことお願いしたら申し訳ないかな・・?」と躊躇してしまいますが、確かにフランス人って、「Non/ノー」と言う事に慣れているので、むしろそれを覚悟でダメもとで言ったほうがいいなと、7年暮らしてみて思います。

 

モロッコのエステは雑で残念

さて、この辺りのアラブ諸国では、女性の美を引き出すハマム(※)が有名です。
※蒸し風呂。

蒸気を小部屋で充満させて、その中に入り汗を流します。蒸気のおかげでお肌の乾燥もしないので私はサウナよりハマム派。

私が選んだコースは、ハマムでアルガンオイル入りの泥を身体に塗って25分、マッサージ25分というもの。

なのですが、ハマムに常駐しているスタッフの女性。自分が暑かったからか、ハマムの部屋のドアを開けっぱなしで出て行ってしまったのです。

蒸気が逃げちゃったら、そもそもハマムの意味ないですよね…。

寒かったのと、身体に塗る泥も伸び伸びだったので、全く効果は感じられず、

泥を落とすときにも顔に直接強いシャワーを当てられたので、びっくりしました。

その後のマッサージも、力が弱かったので、↑のようにお願いしたところ、

「ノン、マダム。これはリラクゼーションマッサージなので。」

(ちなみに料金表にはリラクゼーションとは書いておらず、マッサージとのみ記載)

う〜ん、てごわい。

 

まとめ

日本は利用者の満足度を最大限考えてくれるサービス。

フランスは、こちらの考えを汲み取ることはせずとも、親切で満足度もある程度考えてくれる。(担当者にもよりますが。)

モロッコではあまりアジア人を見なかったこともあるかもしれませんが、ホテルの人からも少し軽めに見られた感が拭えないので、

(もちろんプロとして普通にサービスしてくれる人もいましたが)あまり良い印象はありませんでした。

 

今はパリに戻ってきていますが、色んな国籍や人種のいる都市に帰ってくると、やっぱりホッとしますね。

 

海外にある程度長くいて、最近さすがに打たれ強くなったと勝手に思い上がっていたのかもしれません。

見下されても、強気で返せたら最強ですよね!

そんな風になりたいです。