こんにちは!トトロP(@totorop_ikuji)です。
この話題は・・・かなりプライベートなので書くか迷いましたが、(笑)ずっとあたためていた内容です。母乳育児をされているお母さんにとって、「いつ断乳するか?(卒入まで待つか?)」を決めるのも大きな課題ですし、「長く授乳したいけど、コツはなに?」と疑問に感じることも少なくないと思います。
既に母乳育児をしてきて、せっかく今まで頑張ったので続けたい気持ちもありますし、
ただ、ママの身体にかかる負担がとても大きいのでそろそろやめたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
私も色々知人に聞いたりしていると、なんと小学校まで授乳していた人など出てきて・・・。さすがにそこまでは無理だなと思っています。
そこで、まだ私は授乳歴22ヶ月と、ちょっと中途半端な立ち位置ですが、ご参考までにどういった経緯を辿ったかをお伝えしたいと思います。
母乳育児で悩んでいる方ぜひ参考にしてみてください。
産まれてすぐの授乳が一番きつかった
はじめのうち、乳首が切れるんですよね・・・。
涙を流しながら、病院のベッドで授乳したことを思い出します。
しかも娘の体重がなかなか増えず、補助ミルクを1回飲ませてやっと退院になりました。
(出産前は、母乳一本で行く気満々だったので、産んで早々の軽い敗北感)
ちなみに私が出産したフランスの病院では、
「何故かアジア人のお母さんは、授乳にトラブルが多いのよね~」と教えてもらいましたが、
確かに、トトロPのフランス人ママ友に聞いても、授乳でトラブルがあった人は一人もいませんでした。(なんで?)
退院して家に帰ってから、もう、乳首は痛いし身体のあちこちが痛い中、
夜中の授乳も重なり、可愛いはずの我が子が鬼に見えてきて、
本当に追い詰められていました。
もう母乳は諦めようか・・・。と思っていた矢先、家に来てくれた助産婦さんからおすすめされた電気搾乳機のおかげで、絶望的だった授乳環境に、一本の光が見えたのです!!!
※フランスは、フリーランスの助産婦さんが非常に多く、家にまで来て相談に乗ってくれたり、赤ちゃんの検診ついでに産後の母体の状態もチェックしてくれます。
この助産婦さんは、電気搾乳機のレンタル用(薬局でレンタルできます)の処方箋を書いてくれ、早速近所の薬局で借りてみました。
恐る恐る使ってみると・・・・・・・
ぜんぜん痛くない!
人によって、搾乳機のパッドの形が合わないと痛いという話を聞いたことはありますが、私は幸いちょうど形状が合っていたのか、全く痛くない!これぞ神ツール!
その後も、旦那くんに「牛の牛乳とってるみたい」と爆笑されながらも、せっせと搾乳を続けて、乳首の傷をふさぐことができました。
本当に、この助産婦さんと出会っていなかったら、母乳で育てることはできなかったな~と思います。(ジョアンナさん、本当にありがとう!)
助産婦さんからもらった母乳アドバイス
しかも良い母乳を出すためのアドバイスも携帯宛にメッセージをくれたり、本当に感謝しています。
以下にアドバイス紹介します。
「母乳の質を上げて、量も増やすためには、
・最低1日1回は昼寝をする
・最低1.5Lの水を毎日飲む
・毎日、3杯のハーブティー(母乳専用のもの)を飲むこと
・朝食は、フレークにドライフルーツを入れて食べること
・毎食に摂取するもの:
・タンパク質(肉、魚、卵、チーズ等)
・炭水化物(米、麺類、パン、キノア、そば粉、イモ類)
・調理された野菜(焼き・蒸し)
・生野菜
・毎日一回は:
・オリーブオイルを大さじ2杯摂取する
・アーモンドなどのナッツを6個食べる
・パンにアーモンドのペースト(オーガニック)をつけて食べる事
・赤ちゃんが毎回眠りから覚めた時に、まずおっぱいをくわえさせてあげること
これで、たくさん母乳が出て、赤ちゃんも大きくなるわよ!」
との頼もしい太鼓判があって、コツコツと実践していたところ、
うちの子は産まれたときは普通サイズでしたが(むしろお腹の中にいたときには
サイズが小さすぎて集中検査を毎週受けに病院に通っていました汗)
ぐんぐん大きくなり、今は洋服を選ぶときには+1歳で購入しています笑
ジョアンナさん、ありがとう!!
ちなみにハーブティーですが、私は家の近くにあるオーガニック専門店に置いていたヴェレダのものを飲んでいました。味も美味しくて、癖になってしまい1年ほどリピート買いしていました。
(1年過ぎた後は比較的、緑茶やジャスミンティーなどの紅茶を自由に飲むようになったのと、さすがに卒入してくれという思いから購入終了。)
もしもまた子どもを授かることがあったら、このハーブティーは必ず再開すると思います。
あとこの助産婦さんからは、日本食はとても良いと言われたので、せっせと和食を作って食べていました。妊娠前は辛ラーメンばっかり食べていたのに・・・。
授乳するたびに我が子が一層愛おしくなるのでやめられない
授乳するたびに、「あぁ私も動物なんだなぁ」と、自分がゴリラになったかのような錯覚に陥ることが度々ありました。妊娠~出産~授乳のステージを通して、自分が現代人という前に「生き物」と実感することが多くありました。
特に、授乳して赤ちゃんが一生懸命飲んでいるときなんかは、本当に愛おしくて愛おしくて目の前にいる我が子を食べちゃいたいくらい愛情が湧いてきます。
子どもが生まれる前は、どちらかというと小さい子が苦手だった(どう接していいかわからない)ので、自分の変化に驚きましたが、授乳をしている間の幸せな気持ち。これがあるからなかなか断乳に踏み切れずにズルズルきてしまったといえます(苦笑)
歯が生えてくると第二・第三の断乳切望期
生後6か月たって、歯が生えてくるにつれて、赤ちゃんも悪気なく噛んでしまうんですよね。それが痛いったら・・・。しばらくすると肌も強くなって平気になりましたが、久しぶりに血が出ていたかったです。
そして1歳あたりでイヤイヤ期に突入すると、ふざけてわざと強めに噛んできたりするんですよね・・・。でもその頃は言葉も大体わかっているので、「次噛んだらおっぱいバイバイだよ」と言ったら、ピタッと止みました。
その後は自動運転
1年半もたつと、こちらも慣れてきますし徐々に赤ちゃんもシチュエーションを選んで迫ってくるので、(公共の場で求めてこなくなる)授乳モードはだらだら続きます(笑)
ただし、夜泣きがひどい場合は、夜間断乳をおすすめします。
段々疲れてきて絶賛断乳推進中
自分の身体も慣れているので、そんなに負担には感じないのですが、やはり授乳後の身体の疲れがたまると、「もう約2年続けたしいいかな・・・」と考え始めます。
とりあえず、卒入を促すには、「いつまでにおっぱいを卒業するか言い聞かせる」のが大切だそうなので、「2歳になったら終わりだからね」と伝えていますが、そのたびにイヤイヤと首を振っている我が娘・・。
どうなったか、今年の秋になったらレポートしますね!