バイリンガル教育の様々なメソッドとは?4パターン列挙してみたよ

マルチリンガル教育

こんにちは、トトロP(@totorop_ikuji)です!

子どものバイリンガル教育(もしくはマルチリンガル教育)、どんどん世界のボーダーレス化が加速するなかで、目下の課題とされている方も多いと思います。

 

インターネットひとつにとっても、英語の情報は日本のそれと比べても種類も質も豊富ですし、子どもが将来活躍できるように、色々なきっかけを与えてあげたいですよね。

言葉は、親が子供に渡してあげられる贈り物ですから。

 

バイリンガル教育について詳しく触れる前に、一度確認したい前提条件と、いくつかのメソッドを紹介したいと思います。

 

まず、前提条件を考えてみる

以下の3点を意識することが重要になります。

・子どもに対し、どの言語を使用するか

・それらの言語はどのような場面で使われているのか

・それぞれの言語が、どのような頻度で使われているか

 

以上のことを念頭に置いて、以下に挙げるメソッドから自分たちに最適なものを選んで、

徹底してそのスタイルを貫くことが最も重要と言われています。

 

ちまたでは有名なOPOL

One Person, One Language(一人の親が、一つの言語を話す)

うちの場合だと、私が日本語、旦那がフランス語となります。

 

この方法のメリットとデメリットとしては、

  • メリット・・・それぞれの言語のネイティブの発音が身につく。子どもの頭の中で2言語が混乱することを防げる
  • デメリット・・・マイノリティー言語は理解できるものの、受け答えはマジョリティー言語のみのケースも。

確かに私もフランスで生活していて、「日本語の意味は分かるけど返事はフランス語のみ」というハーフの子に会ったことは何度かあります。

一時的なものかもしれませんが、特に思春期の女の子とかに、よくありますよね(恥ずかしいのかな?)。

両方の言葉で流暢に話せるというのは、思ったよりもハードル高いのですね・・・。

 

最も効果があると言われているMLAHって?

Minority Language is spoken at Homeは、

両親がマイノリティー言語を家庭で使用し、学校や地域のコミュニティではマジョリティー言語が使われることを言います。

  • メリット・・・家庭内で皆が同じ言語を話すことが出来る。マイノリティー言語も一定量で使える。
  • デメリット・・・子どもが就学前のときにはマジョリティー言語に触れる機会がほとんどないため、就学時に孤立してしまうことがある。また、もしも片方の親がマイノリティー言語のネイティブでない場合は子供に文法の間違いなどがうつってしまうことがある

わが家では、私が子どもと話しているときは、(うちの旦那は日本語が分からないので)どうしても会話の流れが一方通行になりがちです。

3人で同じ会話ができないのは少し寂しいので、こちらのメソッドであればその問題は解消されますね。

 

ある場所・ある時間になると使用言語が変わるやり方

これは、両親もマルチリンガルか、他の言語を難なく使える必要があるようです。

  • メリット・・・どの言語がいつ・どこで使われるのか理解をすれば、そのシチュエーションに合わせた適応能力が向上する
  • デメリット・・・このメソッドを成長途中で取り入れると、混乱が生じることが多々ある

 

その時々で複数言語を混ぜる

  • メリット・・・子どもにとっても親にとっても自分のタイミングで自然に言語を入れ替えるので、あまりストレスがない
  • デメリット・・・言語を混ぜて話すので、他人にとっては何が言いたいのか理解しにくい。中途半端な複数言語を身に着けることになる

 

最後の混ぜるのは、これはあんまりおすすめできませんね・・。

 

まとめ

どの方法を選択するのかはもちろん家庭の事情ごとに変わってきますので、一概には言えませんが、バイリンガル教育が順調に進んでいるご家庭の両親の誰もが口を揃えて言うのが、「一度バイリンガル教育のスタイルを決めたらとことん一貫して続ける」とのこと。

 

いかがでしたか?

 

この記事を書いていて、トトロPも、わが家も引き続き頑張らねば!と奮起しました!

(うちはちなみにOPOL式です。)

バイリンガル教育を試みているみなさん、一緒に頑張りましょうね!

コメント